私たちはふだん、
「正解を知りたい」「間違いたくない」
そう思うことが少なくありませんよね。
進路、仕事、人間関係。
「もし、ここでまちがえたら、後悔するかもしれない…」「無駄になるかもしれない…」
そんなふうに感じてしまうのは、次に起こることが、
一本しかない道のように見えているからかもしれません。
けれど、量子の世界が示してくれるのは、
それとは少しちがう見え方です。
「思っていた通りじゃない結果」も、最初から含まれている
前の記事で見てきたように、量子の世界では
次に起こることは、確認されるまで、ひとつに決まっていません。
いくつもの可能性が、同時に広がっている状態です。
私たちが何かを選び、結果が現れたとき、
それは、たくさんあった道(選択肢)の中から、
そのひとつがたまたま現れただけとも考えられます。
もし、それが、望んでいた結果ではなかったとしても、
それで世界が終わった、というわけではありません。
「まちがい」は、結果そのものではない
ここで、少しだけ視点を変えてみましょう。
起きた出来事そのものは、正解でも、まちがいでもありません。
ただ、ひとつの結果が現れただけです。
それを「これは失敗だった」「これはまちがいだった」「こんなはずじゃなかった」
と意味づけることによってはじめて、そうした受け取り方が生まれます。
量子の世界の見え方では、結果そのものに、
最初からラベルが貼られているわけではありません。
選ばれなかった可能性は、消えたわけではない
量子の世界では、ひとつの結果が現れたあとも、
そこからまた、新しい可能性が広がっていきます。
「一度まちがえたら、もう戻れない」というルールは、
少なくともこの小さな世界には見当たりません。
あるのは、
- 可能性が広がり
- 確認され
- また次の可能性が生まれる
という流れだけです。
「まちがえてもだいじょうぶ」という、もうひとつの見え方
量子の世界では、「選ばれなかった道」も、可能性のひとつとして確かに存在していました。
ひとつの結果が出たあとも、次の瞬間には、そこから新しい道が、いくつも広がっていきます。
量子の世界が示しているのは、つねに、新しい可能性が生まれ続けているという、しなやかな流れのようです。


