前の記事では、音・光・電波に周波数があることを見てきました。
でも実は、周波数があるのはそれだけではありません。
私たちの体も、自然も、宇宙も——この世界のあらゆるものが、何らかの形で振動しています。
目次
色も、周波数の違い
空は青く、夕焼けは赤い。リンゴは赤く、葉っぱは緑。
私たちが「色」として見ているものも、実は光の周波数の違いです。
- 周波数が低い光 → 赤・橙・黄
- 周波数が高い光 → 青・藍・紫
虹が「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の順に並ぶのも、光の周波数が順番に並んでいるからですね。空が青く、夕焼けが赤いのも、光の周波数の性質によるものです。
私たちの目は、光の周波数を「色」として読み取るセンサーとも言えます。
体にも、周波数がある
実は、私たちの体にも周波数があります。
- 心臓の鼓動:約1Hz(1分間に約60回)
- 呼吸:約0.2〜0.3Hz(1分間に約15回)
- 脳波:0.5Hz〜40Hz(活動状態によって変化する)
これらは、体が生きている限り続く「振動」です。
心電図や脳波の検査は、こうした体の振動を波形として可視化したものです。
自然にも、周波数がある
自然界にも、さまざまな周波数の振動があります。
- 地球の自転:約0.000012Hz(1日に1回)
- 地震波:0.01Hz〜10Hz
- 海の波:約0.1Hz(約10秒に1回)
木が風に揺れる動きも、川の流れも、季節の移ろいも、広い意味では「周期的な振動」として捉えることができます。
宇宙にも、周波数がある
さらに目を広げると、宇宙にも周波数があります。
2015年に初めて観測された「重力波」は、巨大な天体が衝突したときに時空間が揺れる現象で、これも波であり周波数を持っています。
また、宇宙全体に広がる「宇宙マイクロ波背景放射」も、電磁波の一種であり周波数を持っています。これはビッグバンの名残とも言われています。
すべては、振動している
音も、光も、色も、体も、自然も、宇宙も。
この世界のあらゆるものが、何らかの形で振動しており、周波数という共通の言葉で表すことができます。
第5章で見た「止まっているものはない」という話を覚えていますか?
周波数という視点で世界を見ると、その言葉の意味がより深く感じられるのではないでしょうか。
まとめ:この記事でわかったこと
- 色は光の周波数の違いであり、私たちの目は周波数を色として読み取っている
- 心拍・呼吸・脳波など、体にも周波数がある
- 地震・海の波・地球の自転など、自然にも周波数がある
- 重力波や宇宙マイクロ波背景放射など、宇宙にも周波数がある
- この世界のあらゆるものは、何らかの形で振動している
次の記事では、体のリズムと周波数の関係をさらに詳しく見ていきます。

