私たちが当たり前にしている世界の見方
ペンを手から離せば、下に落ちる。ボールを投げれば、飛ぶ。
細かい違いはあったとしても、結果の方向性はだいたい同じですよね。
だから私たちは「次はどうなるんだろう?」とわざわざ考えることなく、いつも通り生活を続けています。
前の記事でも、私たちが「同じ条件なら、だいたい同じことが起きる」という前提で世界を見ていることに触れましたが、ここではその前提が、量子の世界でどう揺らぐのかを、もう少し詳しく見ていきます。
量子の世界では、その当たり前が通じない
ところが、原子よりも小さな量子の世界では、この当たり前が通じない場面が出てきました。
同じように準備して、同じように確かめてみても、結果が毎回変わってしまうのです。
それは、実験に失敗したわけでも、何か特別なことが起きたわけでもありません。
何度も確かめてわかったこと
何度も何度も実験を重ねてやっとわかったのは、「この世界には、最初から答えが一つに決まっていないことがある」ということでした。
これが、量子の世界でいう「不確定性」です。
デタラメではなく、「傾向」がある
ただ、「一つに決まっていない」といっても、めちゃくちゃでデタラメというわけではありません。
「絶対にこうなる」とは言い切れないけれど、「こうなりやすい」という傾向だけは決まっている。
そんな、少し不思議なルールで動いていることがわかってきました。
まとめ:この記事でわかったこと
- 私たちの日常では、だいたい同じ条件なら同じ結果になる
- 量子の世界では、同じ条件でも結果が毎回変わることがある
- それは「不確定性」と呼ばれる、量子の世界のルール
- デタラメではなく、「こうなりやすい」という傾向は決まっている
次の記事では、「答えが一つに決まっていないのに、見た瞬間に結果が決まる」という不思議なナゾをのぞいてみます。

