ここからは、体と周波数の関係を見ていきます。
まずその入り口として、私たちの体そのものが、どんな仕組みでできているのかを、改めて整理していきます。
体は、何でできているのか
これまでの記事でも見てきた通り、私たちの体は分子でできており、分子は原子でできており、原子は原子核(陽子・中性子)と電子でできています。
そして、陽子や中性子の中には、クォークというさらに小さな素粒子が存在しています。
皮膚も、骨も、血液も、脳も。すべて、突き詰めれば同じ種類の素粒子の組み合わせでできています。

「量子から見た体」とは、どういうことか
ここで大切なのは、「体を量子の視点で見る」というのは、何か特別な力や神秘的な現象を持ち出すことではありません。
これまでの記事で見てきた通り、量子力学は、この世界のもっとも小さな単位のふるまいを、実験によって一つひとつ確かめてきた学問です。
従って体を量子の視点で見るというのは、その積み重ねられた事実に基づいて、私たちの体を見てみるということです。
この章で大切にしたいこと
体と量子、体と周波数というテーマは、興味深い一方で、言葉が独り歩きしやすいテーマでもあります。
「周波数」という言葉は、物理学の外に持ち出されると、正確さが引き継がれず、さまざまな解釈が重なってしまう傾向があるようです。
体について周波数を話す時も、同じことが起こりやすいと思います。ですから、これからは、これまでと同じように、実験によって確かめられている事実と、まだ研究が続いている段階の話を、はっきり分けてお伝えしていくようにします。
まとめ:この記事でわかったこと
- 私たちの体は、分子・原子・素粒子という、他のあらゆるものと同じ材料でできている
- 「量子から見た体」とは、これまで積み重ねてきた物理学の事実を、体という対象に当てはめて見ることを指す
- この章では、事実として確かめられていることと、まだ研究段階のことを、引き続き区別してお伝えする
次の記事では、体の中にある「細胞」が持つ、固有のリズムについて見ていきます。

